【カーテン】

窓廻りのアクセントとして欠かせないカーテン。
「空間を区切っていくつかの新しい空間をつくる。光や熱、視線をさえぎる。」といった役割をもっています。
ブラインドにも同じことがいえますが、ブラインドは壁の延長、さりげなくて目立ちません。
カーテンは布でできていますから、色・柄があり、ボリュームが出ます。
「光量を調整するにはレースカーテンとの2枚使いが必要」などと言ったテクニックも要求されます。
カーテンひとつで、 センスやライフスタイルもわかってしまうだけに、
適材適所でブラインドも取り入れながら、カーテン上手になりましょう。


代表的なカーテンファブリック

カーテンをはじめ、ロールスクリーンやローマンシェードに使われるファブリックは、下の4つに大別されます。

■ドレープ
厚手でフォーマルな印象のカーテン地。
ひだを出すことによって、カーテンの形の美しさ、微妙な陰影などが楽しめます。織りが細かく、独特な風合いがあり、遮光性、保温性、防音効果に優れています。

■レースとボイル
光を通しながらも、外からの視線を防ぐことができる薄手のカーテン地。
直射日光を柔らかい光に変える効果もあります。
厚手のドレープと組み合わせて使われる事が多い生地です。

■ケースメント
太目の糸でざっくりと織られたカーテン地。
透光性があり重量感もあるので、ドレープとレースとの中間的素材として使われることが多いようです。カーテンはもちろん、ローマンシェードにもぴったり。

■プリント
柄を織り込んだドレープやケースメントに対し、生地に柄を染め付けたもの。
はっきりとした色や柄が表現できるので、大胆なデザインが可能です。
カーテン、ロールスクリーン、ローマンシェードなどのスタイルにも対応できます。


カーテンスタイル

カーテンスタイルは、レールに吊るして左右に引き分けるレギュラーカーテンと、紐を引っ張って上げ下げするシェード類と、大きく2つに分けることができます。

これらをどう選ぶかは、部屋の広さや窓の大きさが影響します。
たとえば狭いお部屋には、あまりボリュ-ムのでないシンプルなスタイルのほうが部屋に圧迫感を与えることがないのでおすすめです。

部屋に余裕があり、窓も比較的広ければ、バルーンシェードも魅力です。
少しリッチな雰囲気ですが、色や柄しだいでナチュラルにもカジュアルにも演出でき、ファブリックの素材感を充分に楽しむ事ができます。

 

 

 

 

 

 

 


レギュラーカーテンの楽しみかた

シンプルカーテンの代表は、レギュラーカーテン。
最近は、カーテンタック(ひだ)に特徴を持たせたものや、バランスとよばれる上飾りに個性的なデザインを施したものなど、ずいぶんと表情ゆたかになってきました。
■プリーツ
クラシカルな王朝柄・無地系などに重厚さをもたせるスタイルです。2つ山ひだがポピュラーですが3つ山ひだがボリュームが出て素敵です。
たっぷりとしたひだが陰影をつくり、ファブリックの柔らかさ、豪華さを表現できます。
使う生地の巾は、カーテンの仕上がり巾の2~3倍必要です。
■ギャザー
布をギャザーテープで細かく並べて縮め、美しくひだをつくるシャーリング飾りギャザーが窓をやさしい雰囲気に演出します。
光と影の陰影で立体感あふれるタックが特徴で、ボイル地などの薄手でシアー(透け)感のあるファブリックに最適です。
■Vタック(蝶ひだタック)
2つ山ひだの上部を左右に開き、柔らかなギャザーに仕上げたスタイルです。
蝶が羽を広げたイメージの、デコレイティブなプリーツは窓辺の光をやさしくやわらげ、可憐な雰囲気にまとめてくれます。
■アイレット
生地に直接ハトメを打ち、レールではなくカーテンポールに通して楽しむスタイルです。
大きな起伏が温かく豊かな印象を与え、シンプルな中にもエレガントなイメージを併せ持っています。生地巾は仕上がり巾とほぼ同じ(1.3倍)なので、柄(模様)をひだに隠すことなく、大柄なファブリックの魅力を存分に発揮できますし、大きなハトメがアクセントとなるスタイルです。
■タブトップ
帯状にした生地(タブ)を等間隔に縫いつけ、カーテンポールに通して吊るスタイルです。
フリルやギャザーなどのデコレイティブなものとは趣きを変えた、カジュアルなヘッドでウェーブのない面を作り出します。タペストリーのような雰囲気も演出でき、デザインを楽しむカーテンとして、窓まわりをアート感覚で演出します。
■ナチュラル(ノータック)
ひだを取らずに仕上げた、柄(模様)のアート感覚を損なわないスタイルですが、付属のフックを使い、レールに引っ掛けて吊します。
フックの付け替えがたやすく、付け替えることによってウェーブが自在に変化する、アレンジの多彩なイージーカジュアルスタイルです。